塩梅をより深くです。
【「塩梅」の塩って、引き締めのことだけだと思っていませんか?】
「塩梅」とは、 決めつけずに“味わう力”だと思っています。
たとえば—— 塩梅の“塩”って、 「引き締める」って意味で解釈されることが多いですよね。
でも実は、 それって緩みのない塩梅になってしまうこともあるんです。
甘さを追求するなら、 ただ甘いだけでは足りない。 ……この視点で考えてみたら、 「塩の意味」って、少し変わってきませんか?
ヒントは——
塩の使い方を一方向で見ないこと。
量子生物学者として私が大切にしているのは、
ひとつの答えに向かうときも、
その反対の作用と、“中道”の感覚を忘れないこと。
正しさじゃなく、 やさしさと柔らかさで、 感じてみてほしいんです。
甘さを追い求めるとき、 実は“砂糖だけ”では物足りないことがありますよね。
ほんの少しの塩を加えることで——
甘さがぐっと引き立つんです。
このとき、塩は「引き締め」ではなく、
“引き立てる”役割を果たしています。
塩は、ただしょっぱいだけじゃない。 砂糖も、ただ甘いだけじゃない。
それぞれの本質は、 一面だけでは語れないんです。
この「交差するバランス」を感じること。 それが、“塩梅”の美しさです。
白か黒かで決めるのではなく、 その間にあるやわらかな中間領域にこそ、 深みや調和が宿る。
「これはこういうもの」 そう決めつけてしまわない姿勢こそ、 塩梅を生きることだと思います。


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