一般的に、1日に8時間以上座り続けることが健康に悪影響を与えるとされています。特に、**長時間連続して座ること(=中断せずに座りっぱなし)**が問題です。
🚨 長時間座ることによる健康リスク
座りすぎによるリスク | 内容 |
---|---|
心血管疾患 | 血流の停滞により心臓病のリスクが上昇 |
糖尿病 | インスリン抵抗性が高まり、2型糖尿病のリスク増 |
肥満 | エネルギー消費が低くなるため太りやすくなる |
腰痛・肩こり | 姿勢が固定されることで筋肉や関節に負担 |
精神面の不調 | 鬱や不安感との関連も指摘されている |
寿命の短縮 | 1日11時間以上座る人は死亡リスクが40%増という研究も |
✅ 対策:座りすぎを防ぐ工夫
- 30分に1回は立ち上がる(軽くストレッチや歩く)
- スタンディングデスクを活用する
- 会議や電話を立って行う
- 歩数計やスマートウォッチで活動量をチェック
- 毎日60分のウォーキングが推奨されることも(WHO)
参考
- オーストラリアの研究では「1日8時間以上座る+運動不足」は特にリスクが高いとされています。
- ただし、座る時間が長くても、適切に運動すればある程度リスクは軽減できるという研究結果もあります。
要するに:
「8時間以上座る」+「運動しない」=要注意
「8時間以上座る」+「定期的に動く・運動する」=ある程度リスク緩和可能
気づいたときに立ち上がって動く。それだけでも未来の健康への大きな投資です。
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