2024-09

臨床でよく使われる特効穴(ツボ)

承山 脚の疲れを即効で取るツボ

経穴の承山(しょうざん)は、足の太陽膀胱経に属するツボの一つです。このツボは、ふくらはぎ(腓腹筋)の中央部分に位置し、足の裏から膝にかけての痛みや筋肉の緊張を緩和する効果があります。承山の位置承山は、ふくらはぎの中央部、腓腹筋が緊張して盛り...
臨床でよく使われる特効穴(ツボ)

三陰交 “女性の三里”と呼ばれるほど、婦人科疾患に有効なツボ

三陰交(さんいんこう)は、特に女性の健康や下半身の症状に関係が深く、次のような特徴を持っています。位置三陰交は、足の内側にあり、足首の内くるぶし(内果)から指4本分上の位置、脛骨の内側の縁にあります。効能・作用三陰交は「脾経」「肝経」「腎経...
臨床でよく使われる特効穴(ツボ)

志室 疲れやすい人に欠かせないツボ。慢性疲労の解消や腰痛にも効く

「志室(ししつ)」は、経穴(ツボ)の一つで、膀胱経に属します。「志」は腎に対する精気を指し「室」は部屋の事。昔から“腎には志が宿る”と言われ、腎に病があると疲れやすく精気が弱まり体に元気が無くなると言われている。腰の部分にあり、腎臓や腰の健...
臨床でよく使われる特効穴(ツボ)

命門 元気を取り戻す生命力の中心のツボ

「命門(めいもん)」は、東洋医学における経穴(ツボ)の一つで、特に重要なポイントの一つです。命門は「督脈(とくみゃく)」という身体の中心を通る経絡に属し、人体の背中に位置します。具体的な位置は、腰部にあり、第2腰椎棘突起(背骨の腰椎部分)の...
臨床でよく使われる特効穴(ツボ)

関元 “元気の元締め”と呼ばれるツボ、胃腸障害から女性特有の症状まで。

経穴の「関元(かんげん)」は、東洋医学における重要なツボ(経穴)の一つで、特に体のエネルギーを補強し、元気をつけるために使われます。位置:関元は、おへその下、約3寸(指幅3本分)の位置にあります。ちょうどお腹の中央線上にあり、下腹部のほぼ中...
臨床でよく使われる特効穴(ツボ)

天枢 おへそのちょうど外側にある重要なツボ。胃下垂、便秘、消化器系に有効。

天枢(てんすう)は、東洋医学における重要な経穴(ツボ)の一つで、胃経(足陽明胃経)に属しています。このツボは、主に消化器系の不調や腸に関連する症状に効果があるとされています。位置東洋医学では天はおへその上、地はおへその下をさし、枢とは要とい...
臨床でよく使われる特効穴(ツボ)

曲沢 肘、指先の痛みから精神の不安、動悸、心臓病など多岐にわたる。

曲沢(きょくたく)は、東洋医学の経穴(ツボ)の一つで、手少陰心包経に属しています。曲沢は肘の内側に位置し、心包(心臓の保護を司るとされる経絡)に関連する重要なツボです。位置曲沢は、肘を曲げた時にできる肘の内側のシワの中央、つまり上腕二頭筋腱...
臨床でよく使われる特効穴(ツボ)

合谷 手の甲にある万能ツボ

合谷(ごうこく)は、東洋医学で使われる経穴(ツボ)の一つで、手の指に位置する重要なツボです。具体的には、手の甲側にあり、親指と人差し指の骨が合流する部分に位置しています。軽く拳を作った時にできるくぼみが目印となります。由来は、手の甲にあるく...
臨床でよく使われる特効穴(ツボ)

肩井 誰もが自然に押している肩の中でも最も重宝するツボ

「井」は井戸の事、肩の巡っている全身の活力となるエネルギーが井戸のように湧いてくるという意味で名付けられたツボ。肩井(けんせい)は、東洋医学の経穴(ツボ)の一つで、肩や首の緊張を緩和するためによく使用されます。肩こりや首のこり、肩周りの痛み...
臨床でよく使われる特効穴(ツボ)

風池 風邪入りて停滞するという場所

経穴の「風池(ふうち)」は、首の後ろ、後頭部にある重要なツボの一つです。中国医学や鍼灸療法で広く使われ、特に風邪や頭痛、首のこりに対してよく刺激されるポイントです。東洋医学で邪気とは病気の原因の事。寒暑風湿熱燥火と七つあり、その中の風の邪気...