臨床でよく使われる特効穴(ツボ)

臨床でよく使われる特効穴(ツボ)

肩井 誰もが自然に押している肩の中でも最も重宝するツボ

「井」は井戸の事、肩の巡っている全身の活力となるエネルギーが井戸のように湧いてくるという意味で名付けられたツボ。肩井(けんせい)は、東洋医学の経穴(ツボ)の一つで、肩や首の緊張を緩和するためによく使用されます。肩こりや首のこり、肩周りの痛み...
臨床でよく使われる特効穴(ツボ)

風池 風邪入りて停滞するという場所

経穴の「風池(ふうち)」は、首の後ろ、後頭部にある重要なツボの一つです。中国医学や鍼灸療法で広く使われ、特に風邪や頭痛、首のこりに対してよく刺激されるポイントです。東洋医学で邪気とは病気の原因の事。寒暑風湿熱燥火と七つあり、その中の風の邪気...
臨床でよく使われる特効穴(ツボ)

天柱 頭にあるツボの中でも最重要。全身の症状に効く。

「天」は鎖骨から上の部分を指し「柱」はもっとも重要な場所という意味。経穴の「天柱(てんちゅう)」は、首の後ろにあるツボの一つです。中国医学や鍼灸療法では、このツボは重要な役割を果たすとされています。天柱は、頭や首、肩の不調に関連する治療でよ...
臨床でよく使われる特効穴(ツボ)

頬車 下顎の関節周辺の痛みや腫れに有効

歯が車のようりに動く所という意味。下顎関節を指す。具体的には下顎の角から耳の方へ1~2㎝上がった場所にあり口を開けるとくぼみが出来る圧痛点のある所。このツボは下顎関節にある病気に有効。歯の痛み、頬の腫れ、顎の腫れ、顔の神経痛やむくみに効果が...
臨床でよく使われる特効穴(ツボ)

攅竹 目に良いと言われるツボ

「竹」とは竹の杖の事で、竹の杖をつかなければいけないほど目が悪い人に効くツボと言う意味から名付けられた。場所は左右の眉の内側端にあるくぼみの部分。指を当てて上下に動かすと、細い筋があるのが分かる。ツボ名の由来にもなっている通り「疲れ目」「ド...
臨床でよく使われる特効穴(ツボ)

百会 気の流れを司る応用範囲も広い特効ツボの代表

「百会(ひゃくえ)」とは、東洋医学における経穴(ツボ)の一つで、特に鍼灸やマッサージの分野で重要視されるポイントです。百会は頭頂部に位置し、両耳を結んだラインと顔の中心線が交わる部分にあります。体の気や血の流れを調整し、さまざまな症状に対す...