「命門(めいもん)」は、東洋医学における経穴(ツボ)の一つで、特に重要なポイントの一つです。命門は「督脈(とくみゃく)」という身体の中心を通る経絡に属し、人体の背中に位置します。
具体的な位置は、腰部にあり、第2腰椎棘突起(背骨の腰椎部分)の下にあります。東洋医学では、命門は生命エネルギーを司り、腎のエネルギーや精力と関連が深いとされています。これにより、命門は気血の巡りを促進し、生命力を強化するとされ、不妊症や性機能の問題、腰痛、冷え症などに対して施術されることが多いです。
命門は「生命の門」という意味を持ち、体の元気の源とも言われており、養生や健康促進のために重要なツボと考えられています。
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