これは日本独特のおまじないで、残念ながら医学的根拠はありません。
とても面白いのは世界各国に同じようなおまじないがあることです。
ベトナムでは上の歯も下の歯も屋根へ投げます。
アメリカでは抜けた歯を枕の下に入れて寝ると、寝てる間に妖精が来て持って行き、代わりにお金が置いてあります。(これは親が置きます)これがフランスだとプレゼントが、メキシコだと妖精ではなくネズミがお金を置いていってくれることになってます。スロベニアだとネズミがキャンディを持ってきてくれます。
東ヨーロッパのモルドバや韓国では抜けた歯の代わりに、新しい歯を持ってくるようカラスにお願いします。
ドイツでは歯が抜けてもなにもしません(笑)
モンゴルでは守り神である若い犬にあげるそうです。
イタリアだと記念として取っておく人が多いようです。オーストラリアだとキーホルダーやペンダントにするそうです。
おそらくこのような‘おまじない’は、初めて歯が抜けびっくりしてる子供を慰め、不安を消し去ってやりたいと思った、お父さん、お母さん、あるいはおじいちゃんやおばあちゃんたちの‘思いやり’によって生まれたのではないでしょうか?
こうゆう‘優しい思いやり’には間違いなく効果はあると思われます。
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