志室 疲れやすい人に欠かせないツボ。慢性疲労の解消や腰痛にも効く

東洋医学の経絡図 臨床でよく使われる特効穴(ツボ)
東洋医学の経絡図

「志室(ししつ)」は、経穴(ツボ)の一つで、膀胱経に属します。
「志」は腎に対する精気を指し「室」は部屋の事。昔から“腎には志が宿る”と言われ、腎に病があると疲れやすく精気が弱まり体に元気が無くなると言われている。
腰の部分にあり、腎臓や腰の健康を保つために重要なツボとされています。具体的な位置は、第2腰椎の高さで、脊椎の両側(外側約3寸、指3本分くらい)にあります。

志室の効果・効能

主に以下の効果が期待されます。

  • 腎機能の強化
  • 腰痛の改善
  • 疲労回復
  • 冷え性の改善
  • 生殖機能の向上

鍼灸や指圧などで、志室を刺激することで、腎を中心とした臓器の働きをサポートし、身体全体のバランスを整えることができます。

もし、具体的な位置や使用方法についてもっと詳しく知りたい場合や、志室の関連する治療法を試してみたい場合は、専門家に相談するのが良いでしょう。

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