承山 脚の疲れを即効で取るツボ

東洋医学の経絡図 臨床でよく使われる特効穴(ツボ)
東洋医学の経絡図

経穴の承山(しょうざん)は、足の太陽膀胱経に属するツボの一つです。このツボは、ふくらはぎ(腓腹筋)の中央部分に位置し、足の裏から膝にかけての痛みや筋肉の緊張を緩和する効果があります。

承山の位置

承山は、ふくらはぎの中央部、腓腹筋が緊張して盛り上がる場所にあります。具体的には、足首とかかとを90度に曲げて立ったときに、ふくらはぎの一番高い部分に指を置くと、その場所が承山です。

効能・効果

承山は以下のような症状に効果があるとされています:

  • 足の疲れやむくみ
  • ふくらはぎの痙攣(こむら返り)
  • 腰痛
  • 坐骨神経痛
  • 痔疾

刺激方法

指圧や鍼灸で刺激を与えることが多いですが、自分でも指で押してマッサージをすることができます。特に足が疲れているときや、ふくらはぎが張っているときに軽く押すと効果的です。

このツボは、特に下半身の血流を良くするための重要なポイントとされています。

コメント