足三里 お腹の症状によく効く最もポピュラーなツボの一つ

東洋医学の経絡図 臨床でよく使われる特効穴(ツボ)
東洋医学の経絡図

足三里(あしさんり)は、東洋医学の経穴(ツボ)の一つで、胃経に属する重要なツボです。主に消化器系の不調を改善するために使われ、特に胃の不調や疲労回復に効果があるとされています。

場所

足三里は、膝の外側にあり、膝のお皿(膝蓋骨)の下から指4本分ほど下がった部分にあります。具体的には、膝蓋骨下端の外側から少し指1本分外側に移動したところです。

効果

  • 胃腸の調整: 胃の不調や消化不良、下痢、便秘などの症状を改善します。
  • 疲労回復: 体全体の気力や活力を高め、特に長時間の立ち仕事や歩行の後の足の疲れを和らげます。
  • 免疫力向上: 足三里を刺激することで、免疫力の向上や全身の調子を整える効果が期待されます。
  • 精神的な安定: ストレスや不安感を軽減し、精神的な安定を促進します。

足三里は自宅で簡単に押圧できるため、日常的にケアを行うことができます。

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