バネ指は、指の関節の一つである指母関節（つま先側の指の第一関節）が痛みや制限された動きを引き起こす状態を指します。バネ指は、指の屈曲（曲げる）と伸展（伸ばす）の運動に関与する屈筋腱という組織の問題によって引き起こされます。
バネ指の一般的な原因は、屈筋腱の腫れや炎症です。屈筋腱は指の屈曲を制御する役割を持ち、指母関節の周りを通っています。炎症が起こると、屈筋腱が指母関節の周囲で摩擦しやすくなり、指の曲げ伸ばしの動きがスムーズに行えなくなります。これによって指が「はねる」ようになり、バネ指と呼ばれるようになります。
バネ指の症状には、指の屈曲や伸展の制限、指の曲げ伸ばし時の痛みや不快感が含まれます。また、指を伸ばすときに「ポップ」という感触や音がすることもあります。バネ指はしばしば中指や人差し指に発生しますが、他の指にも現れることがあります。
バネ指の治療方法には、安静や指の保護、炎症を抑えるための氷や非ステロイド性抗炎症薬の使用、指の可動域を改善するためのストレッチや運動療法が含まれます。重度の症例では、手術が必要になる場合もあります。
当院では拇指に繋がる筋群の硬結を取り循環を良くする事で炎症を抑え回復を促していきます。
また整体にて神経の連絡を改善しスムーズな動けるようにして行きます。