これも全くの迷信で、おへそのゴマは垢ですから、悪臭を放ったり、細菌の温床にもなりますので基本的には取った方が良いです。
ただし、デリケートな部分なので爪や硬いものでほじくるようなことはせず、綿棒などにオリーブ油等をつけ優しく拭き取りましょう。
おへそのゴマ(臍垢、へそのごま)は、皮脂、汗、古い角質、衣服の繊維などが混ざり合って形成されるもので、基本的には衛生的な問題がなければ取る必要はありません。ただし、以下のポイントを考慮して対応するのがよいでしょう。
取るべき場合
- 悪臭や不快感がある場合
臍垢が溜まりすぎると細菌が繁殖し、臭いやかゆみを引き起こすことがあります。この場合、清潔に保つために取り除くことが推奨されます。 - 炎症や感染の兆候がある場合
赤み、腫れ、痛み、分泌物などが見られる場合は、感染症の可能性があるため注意が必要です。この場合は自己処理をせず、医師に相談するのが安全です。
取らないほうがよい場合
- 過剰に力を入れて取ろうとする場合
おへその皮膚は非常にデリケートで、無理に掻き出すと傷つけてしまい、感染のリスクが高まります。 - 深く入り込んだ臍垢の場合
おへその奥に溜まったゴマを無理に掻き出すのは危険です。特に臍炎や臍ヘルニアの既往がある場合は、医師に相談するのが望ましいです。
安全な取り方
おへそのゴマを取りたい場合は、以下の方法で安全に行ってください:
- お風呂で柔らかくする
温かいお湯でおへその周囲を柔らかくして、臍垢を取りやすくします。 - 綿棒を使う
湿らせた綿棒(必要に応じてベビーオイルやローションを少量使用)で、優しくおへその中を拭き取ります。 - 力を入れすぎない
無理に掻き出そうとせず、取れない部分は放置するか、数日かけて少しずつ取ります。
予防策
- 定期的な清潔を保つ
入浴時に指や綿棒を使って軽く洗うだけで十分です。 - 石鹸や洗浄剤を残さない
石鹸の残りが原因で臍垢が増えることがあるため、よくすすぐようにしましょう。
注意すべき症状
以下の場合は医師の診察を受けることをおすすめします:
- 悪臭や膿が出ている
- 赤く腫れている
- 強い痛みを感じる
結論として、おへそのゴマは「必要に応じて取る」が基本です。取り除く際は慎重に行い、無理はしないようにしましょう。
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