医食同源

医食同源の思想は“身土不二”
つまり、その人が生きている風土に合った食生活がもっとも理に適っていることを教えています。

そもそも人間の身体はその土地の食生活にあわせつくられていますので、四方を海で囲まれ、米のよく育つ土壌で生活する日本人は米を主体にし魚や野菜を食べる食生活が向いています。
実際、欧米人に比べ腸の長い日本人には肉食を主体とした食生活は不向きであります。

また医食同源は季節に取れた食物を食べることが病気を予防することも教えています。
自然は夏には夏の、冬には冬の身体に合った食物を提供してくてます。ですからこれを無視すると体調を崩すことになります。

たとえば、野菜サラダの材料の多くは夏場のものであり、体を冷やす作用がありますので、冷え性の人が冬場に野菜サラダを食べると体が体調を崩すことがあります。

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