四股を踏めば気力と体力が充実する。

温故知新 東洋医学養生訓
四股踏みのすすめ

自信に満ちて度胸のある人を「腹がすわっている」という。
また胆力があって心構えがしっかり出来た人を「腹が出来ている」ともいう。
なぜこの様な言葉が生まれてきたかというと、東洋では昔から下腹は気力、体力を充実させる「腎気」と呼ばれる生命力が宿るところとされてきたからだ。
実際、下腹の色つやがなく、押すとフニャとして元気がなさそうな人は、体力も下降気味で無理がきかず気力に乏しくなってることが多い。
同時にそうゆう人は内股の筋肉が衰えている。内股の筋肉には下腹の腎気と密接な関係がある経絡が集まっているからだ。経絡とは気という生命エネルギーの通り道でツボはこの経絡上にある。

そこでお勧めしたいのがお相撲さんのように四股を踏むことです。
四股を踏むと太ももの内側が鍛えられ経絡の流れが良くなり腎気が盛んになります。

《やり方》
まず肩幅よりやや広く足を開きます。そしてゆっくり息を吐きながら腰を下ろします
一方の足を軸足としてもう一方の足を出来るだけ高くゆっくりと上げる。
上げれるところまで上げたら、一瞬だけタメを作ります。今度はそれをっゆっくり脱力しながら下していきます。
一番重要なのは足を上げた時のタメです。一瞬で良いので臀部あたりにしっかり重心が集まるようにしましょう。足をあげるほど難易度が上がりますので確実に出来る高さからより始め少しづつ高くあげれるようにしていきましょう。
最初は10回づつぐらいから始め、毎日続けていれば見違えるほど気力・体力が充実し腹もすわるようになります。

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